天然御影石は世界中で採掘され、各地で特有の特徴を持っています。ここでは、中国産を除くEU（ヨーロッパ連合）、北米、南米、インド、アフリカ、日本の御影石について説明します。
EU（ヨーロッパ連合）
ヨーロッパの御影石は、イタリアのルナパール、スペインのピンクポリーノ、ノルウェーのブルーパールとエメラルドパール、
フィンランドのバルモラルレッドとバルチックブラウン、スウェーデンのスウェーデンマホガニーなどが有名です。
これらは均一な質感と豊かな色彩で知られ、高級建築材料として世界中で使われています。
北米
北米では、アメリカのダコタマホガニー、カナダのカレドニアが有名です。
これらの御影石は耐久性が高く、記念碑や建築に適しています。
南米
ブラジルは御影石の大産出国で、カパオボニートやジアロベネチアーノ、ジアロインペリアルなど、
鮮やかな色合いとユニークな模様が特徴的です。これらは内装の床壁だけでなく、特にカウンタートップや天板などに使われます。
インド
インドでは、ニューインペリアルレッド、サファイヤブラウン、タンブラウン、マルチカラーレッド、ジュパラナコロンボ、
スターギャラクシー、シルバーブロンズなどが有名です。
インドの御影石は耐久性が高く、多くの建築材料に使われます。
アフリカ
特に南アフリカは、ベルファースト、インパラブラック、ベルデフォンテン、ジンバブエブラックなど、黒や緑の御影石で知られています。
これらは色の深みと独特の模様で人気があり、高級内装材料として使われます。
日本
日本は、主に灰色、黒色、緑色の御影石を産出します。白御影（稲田など）のように、細かい粒子で均一な質感が特徴で、建築や墓石に使われます。
日本の御影石は、自然な風合いと和の美しさを持ち、伝統的な建築に良く使われます。
これらの地域から採掘される御影石は、それぞれに独特の特性を持ち、内装や外装、建築材料として広く利用されています。
各地域の御影石は、色や質感、耐久性などにおいて異なり、使用する場所や目的に応じて選ばれます。
担当者に直接つながります。
メールkenzainet@ishirabe.com
電話 080-4789-0101
FAX 03-6740-2125
８０種類の御影石を販売しております。御影石をご希望のサイズで製作いたします。
御影石は写真と現物が違って見える場合が多いです。
サンプルは無償ですのでお気軽にメールかFAXで請求してください。
御影石（花崗岩）のテーブル、天板が自由にオーダーメイドできます。
基本的に御影石には表面を研磨した「本磨き仕上げ」と、表面の鉱物をバーナーで高温にして飛ばす「JB（ジェットバーナー）仕上げ」があります。
本磨き仕上げは年月が経っても光沢が落ちにくいため外壁などに適しています。
JB仕上げは表面に凹凸があり、ザラザラしているので滑りにくく、床材などに適しています。
JB仕上げにすると本磨き仕上げに比べて色味が薄くなります。
この本磨き仕上げとJB仕上げの両方を使用して、壁面や床面をデザインされているところが多いです。
また最近ではウォータージェット仕上げという仕上げの需要が多くなってきました。
ウォータージェットは水圧を利用して水で石を切断するのに使いますが、水圧を弱めて表面をザラザラにして仕上げることが出来ます。
ウォータージェットで表面を仕上げるとジェットバーナー仕上げのように見えますがバーナーよりも手触りがいいです。
また濃い色目の御影石はバーナーにすると薄い色目になりますが、ウォータージェットの場合は色目がバーナー仕上げよりはるかに濃くなります。
御影石は大理石に比べて硬く耐久性もあり風化しにくいので、外部での建築物や彫刻などに度々使用されます。
一般的に大理石より吸水率は低いものが多いのですが、白色の御影石は黒御影石より汚れは目立ちやすくなります。
御影石はキッチンや洗面台カウンターなどで使用すると重厚感が増してインテリアとしても美しく映えます。
またマンションや商業ビルなどの壁面や床面、框、カウンターなどにも適しています。
最近では石材の冷却効果や音の響きをうたって、家庭用ペットマットやオーディオボードなどに使用されることも増えてきています。
【取扱い御影石産出国一覧】
３２種類 中国
２１種類 インド
６種類 ブラジル
４種類 南アフリカ
３種類 ノルウェー
２種類 フィンランド
２種類 スウェーデン
２種類 イタリア
２種類 ポルトガル
１種類 スペイン
１種類 ジンバブエ
１種類 アンゴラ
１種類 アメリカ
１種類 カナダ
１種類 日本
【オーダーメイドについて】
規格品より大きいサイズをご希望の方は、スラブ材からの加工可能という石種からお選びになって、下記事項をメールかFAXでご連絡ください。
スラブ材の厚みは通常本磨きが20mm、JB仕上げが25mmとなっています。
それよりも厚いスラブ材からの加工をご希望の方はご連絡ください。
１、石種
２、寸法mm単位（縦×横×厚み）
３、小口の仕様（糸面小口磨きとかボーズ面とか、指示がない場合は切りっぱなしの荒ずりです。）
４、数量
５、納品場所（都道府県名、都市名、個人宛or法人宛）
６、希望納期
７、連絡先（電話番号）
【適した製品】
外装床、外装壁、内装床・内装壁・框・巾木、キッチンカウンター、テーブル、天板、スピーカー台他
【送料について】
石材の送料は数量、寸法、重量、納品場所、納品時間などにより違いがあるため、その都度のお見積りをしております。
またオーダー品はパレット代金や梱包費も発生します。
送料ご連絡後、再度お客様からご了承の連絡がない限り、発送しませんので安心されると共に、ご注意ください。
出荷地域
岐阜県
送料 通常配達の目安（混載便、時間指定不可）
【御影石400角1枚】 都内までの運賃 約 1,500円（税込）
【御影石400角2枚】 都内までの運賃 約 2,000円（税込）
【御影石600角1枚】 都内までの運賃 約10,000円前後（木枠梱包費含む税込）
600角で個人宛の場合西濃運輸の送料は高くなります。
【送料の宛先について】
岐阜県から出荷する石材の配送は西濃運輸でしか取り扱っておりません。
西濃運輸では個人宛と法人宛とでは送料が違います。
個人宛送料は再配達や夜間配達しなければならないことが多いという理由で、法人宛よりも送料が高くなることをご了承ください。
【石材の厚みについて】
規格品の300角、400角はある程度厚みは揃っています。
規格品600角について、厚み20ｍｍとあるものは18〜20�个�らいのものが多く、厚みは揃っていません。
スラブ材も厚みは揃っていません。
石材の厚みを揃えたい場合は、別途料金で全体厚決め加工が可能です。
【当店で出来る事】
１、規格品は平日午前中の注文で当日発送（加工無しの場合）
２、規格品の加工に対応（規格品をカットした端材に関しては、その都度工場で処分しますので、もし端材が必要な方は事前の連絡をお願いします。）
石厚20mm未満（直線カット、Rカット、表面水磨き、小口磨き、小口面取り加工、小口R加工）
石厚20mm以上（上記加工以外に小口銀杏面、小口坊主面、小口船底面など可能）
石厚20mm未満（小口銀杏面、小口坊主面、小口船底面不可）
３、規格外のオーダー品に対応（スラブ材からの加工可能と書かれている石種に限ります。）
４、撥水剤の塗布及び販売（クリアコート、ウェットコートなど）
５、副資材の販売（石材用セラミックボンド、石材用瞬間接着剤、御影石用ダイヤモンドカッターなど）
６、当店販売石種以外の石種のご相談（人工大理石など）
７、施工のご相談（施工方法や取付金物、副資材など）
８、カットサンプルの無償発送（約10cm角のサンプル送料込み、メールでご注文ください。複数個相談可）
９、図面での無償見積り（図面をメールで送ってください。）
10、大量注文による値引き（ご希望金額に沿えない場合があります。）
壁石貼り参考資料
メールはkenzainet@ishirabe.com
●本磨きとは表面のみ砥石で磨かれ鏡面仕上げになっています。側面及び底面は切断されたままで凹凸はないですが光沢はありません。
●JB仕上げとは石材の表面をバーナーで高温加熱して石の中に含まれる結晶粒をはじけさせ、表面の凹凸を出した状態です。したがって表面はガタガタです。
